2008年05月12日
2008/5/12AFPBB・NHK他 スーダンがチャドと断交
スーダンがチャドと断交、ダルフール反政府勢力を支援と非難
AFPBB - 2008年05月11日 20:08 発信地:ハルツーム/スーダン
【5月11日 AFP】スーダン政府は11日、ダルフール(Darfur)地方の反政府勢力による首都ハルツーム(Khartoum)への攻撃を支援したとして、チャドと断交すると発表した。ハルツームでは、残存する反政府勢力を捕らえるため外出禁止令が無期限に延長された。
スーダン政府は、政権転覆を公言してハルツーム郊外まで攻め込んできた「正義と平等運動(Justice and Equality Movement 、JEM)」を撃退したと発表した。チャド政府が支援している疑いがあるとしている。
一方、スーダン軍当局は、逃亡中の武装勢力を捕らえやすくするため外出禁止令を無期限延期したと発表した。また、エジプトの中東通信(MENA)は、ハルツームの国際空港が治安上の理由から閉鎖されたと伝えた。
スーダン、チャド両政府は、互いに双方の政権転覆を狙って反政府勢力を支援しているとして非難しあっており、10日の戦闘についてもスーダン政府はただちにチャドを非難した。
スーダン外務省高官のAli Yousif氏は、「チャド政府ならびにハルツームのチャド大使館と(反政府勢力と)の間に通信があったという証拠がある。この観点から断交を決定した」と述べた。
さらにAli Yousif氏は、チャドの大使はハルツームにはいなかったが、「5-6人の」チャド高官が「おそらく退去の準備をしている」と述べるとともに、チャドの外交官の通行の安全を保障した。
Ali Yousif氏は、戦闘による犠牲者の情報は得ていないが、「外国人の負傷者や死者は出ていない」と話した。
また、JEM側がハルツームで交戦したと主張していることについて、Yousif氏は、戦闘はオムドゥルマン(Omdurman)で起こり、10日夜には終了したと述べた。
2月には、スーダン政府の支援が疑われる武装勢力が、チャドの首都ヌジャメナ(Ndjamena)にある大統領宮殿の門まで到達した後、撃退されていた。
国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は、「即時の交戦停止」を呼び掛けている。(c)AFP/Mohammed Ali Saeed
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“反政府勢力を支援”断絶へ
NHKニュース 5月12日 6時55分
http://www.nhk.or.jp/news/k10014509831000.html#
アフリカのスーダンで、ダルフール地方の反政府勢力が一時、首都近郊にまで迫る攻撃を仕掛けたことを受けて、スーダン政府は、反政府勢力を支援しているのは隣国のチャドだと非難し、チャドとの国交を断絶する方針を示しました。
スーダンでは10日、西部ダルフール地方の反政府武装組織がおよそ600キロ離れた首都ハルツームの近郊に迫る攻撃を仕掛け、政府軍との間で激しい戦闘になりました。ハルツームや周辺地域では一時、外出禁止令が出されましたが、一夜明けた11日には政府軍が反政府勢力の動きをほぼ封じ込めたもようで、激しい戦闘は伝えられていません。反政府勢力が首都近郊にまで迫るのは異例で、スーダンのバシル大統領は11日、テレビで演説し、隣国のチャドが反政府勢力を支援しているとして、チャドとの国交を断絶する方針を示しました。スーダンとチャドはこれまでも、相手国が自国の反政府勢力を支援していると非難の応酬を繰り返し、ことし2月にはチャドでも反政府勢力が一時、首都ヌジャメナに侵攻し、両国の緊張が高まりました。スーダンとチャドの関係がいっそう悪化したことで、ダルフール地方の治安情勢や人道支援活動に影響が出ることも懸念されています。
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スーダン:チャドと断交 ダルフール問題「JEMを支援」
毎日新聞 2008年5月12日 13時19分
http://mainichi.jp/select/world/news/20080512k0000e030057000c.html
【ヨハネスブルク高尾具成】スーダン政府は11日、首都ハルツーム近郊まで進攻した同国西部ダルフール地方を拠点とする反政府組織「正義と平等運動(JEM)」を制圧したと宣言。バシル大統領は国営テレビを通じ、「(隣国)チャドがJEMを支援している」と非難し、チャドと国交を断絶すると宣言した。チャド政府は関与を否定する声明を出している。
07年2月以降、バシル大統領とチャドのデビ大統領は相互不可侵で合意しているが、チャド側がデビ政権転覆を図った武装集団をスーダン政府が支援したと主張するなど緊張が続いていた。
ダルフールでは03年以降、アラブ系と非アラブ系の対立で約20万人が死亡。200万人以上の難民が発生している。06年に和平交渉が始まったものの昨年11月以降、中断状態にある。
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スーダン、チャドと断交
IBTimes - 2008年05月12日 10:46更新
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080512/19445.html
スーダンは11日、隣国チャドとの外交関係を断絶すると発表した。スーダンバシル大統領が、チャド政府が10日に首都ハルツームを襲撃した西部ダルフール地方の反政府武装勢力を支援したとして激しく非難した。
またスーダン政府は「正義と平等運動(JEM)」を撃退したとも発表した。首都での夜間外出禁止令も11日に解除された。
10日に生じた襲撃は、ダルフール反乱軍によるスーダン政府機関にこれまででもっとも近い場所での攻撃となった。バシル大統領は襲撃後の国営放送で、「これらの襲撃を行った反乱軍はチャド政府によって訓練されている。チャド政権に今回の襲撃の責任がある。我々はチャド政府と断交する以外選択の余地がない」と述べた。
ダルフール州で活動するスーダン人権活動家のMudawi Ibrahim氏は、「今回の攻撃でダルフールの情勢を複雑化させた。よりダルフール民間人が危険の下に置かれるようになった。政府による交渉を抑止する方向に動いている」と懸念を表明した。
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スーダンがチャドと断交
日本経済新聞社 5月11日 23:26
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080512AT2M1100I11052008.html
【ロンドン=岐部秀光】スーダン政府は11日、隣国チャドとの外交関係を断絶すると発表した。前日に首都ハルツームを襲撃した西部ダルフール地方の反政府武装勢力を支援したとして、バシル大統領が国営放送を通じてチャドを激しく批判した。
政府は反政府勢力「正義と平等運動」(JEM)を撃退したと発表。首都で出ていた夜間外出禁止令も11日解除した。反政府軍との戦闘が首都近郊にまで迫ったのは初めてとみられ、政府は危機感を強めているもようだ。
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スーダンがチャドと断交、反政府勢力支援を理由に
読売新聞 2008年5月12日00時05分
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080512-OYT1T00001.htm?from=navr
【ラゴス=角谷志保美】スーダン政府は11日、首都ハルツーム近郊に進攻した同国西部ダルフール地方の反政府武装勢力「正義と平等運動(JEM)」を撃退したと宣言、侵攻を支援したとして隣国チャドとの断交を表明した。
現地からの報道によると、政府軍とJEMの残存勢力の戦闘は11日も一部で続き、首都近郊の都市オンドゥルマンの外出禁止令は継続した。政府側は、武装勢力側に多数の死傷者や逮捕者が出たとしている。
2003年から続くダルフール紛争で、武装勢力が首都に迫ったのは初めて。政府とダルフール武装勢力の対立が一層深まり、昨年11月以来中断している和平協議の再開は遠のく可能性が高い。
また、チャドとスーダンは、互いの反政府武装勢力を支援しているとして頻繁に対立しており、両国の緊張の高まりで域内がさらに不安定化する恐れもある。
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スーダン、チャドと断交 「武装勢力訓練をほう助」と
CNN - 2008.05.11
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200805110013.html
スーダン・エルファシェル(CNN) スーダンのバシル大統領は11日、首都ハルツームへの進攻を10日に試みた反政府武装勢力「正義と平等運動」(JEM)の訓練をほう助しているとして、チャドと国交を断絶したことを明らかにした。
スーダン当局はJEMを具体的に名指しすることを避けたものの、バシル大統領はテレビ演説で「今回の攻撃に対する報復の権利を留保する」と明言した。
チャド当局者の反応は得られていないものの、AP通信はチャドの閣僚が武装勢力支援を否定したと伝えた。
スーダンは以前からチャド政府がJAMを支援しているとの考えを表明。一方のチャドは今年2月、デビ政権の転覆を図った過激派をスーダンがほう助していると主張した。今年3月、デビ大統領とバシル大統領は、両国の越境攻撃を相互に中止する不可侵条約に署名した。
スーダン政府が報復攻撃の可能性をにじませたことで、反政府武装勢力の拠点である西ダルフールの住民は、空爆が行われるのではないかと予想している。
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スーダン、チャドとの国交断絶を発表
TBSニュース - 2008/5/12
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3850393.html
アフリカ中部のスーダンでは、反政府勢力が首都近郊を襲撃し、政府軍と衝突しましたが、バシル大統領は11日、隣国のチャドが反政府勢力を支援しているとして、チャドとの国交を断絶すると発表しました。
スーダン西部のダルフール地方で活動している反政府勢力は、10日に首都ハルツーム近郊まで進撃し、政府軍と激しい戦闘になりました。
政府は、一時、首都および周辺地域に夜間外出禁止令を出しましたが、11日には、政府軍が反政府勢力の動きをほぼ封じ込めた模様です。
ダルフールの反政府勢力が600キロ離れた首都近郊にまで迫るのは異例で、スーダンのバシル大統領は11日、国営テレビを通じ、「隣国のチャドが反政府勢力を支援している」と非難し、チャドとの国交を断絶すると宣言しました。
スーダンとチャドは、これまでも、相手国が“自国の反政府勢力を支援している”と非難合戦を繰り返してきました。
今年3月には和平協定に合意していましたが、国交断交で両国の間の緊張が高まるのは必至です。(12日13:18)
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