2008年07月03日

208/7/3 ダルフールG8署名内閣府提出日記

*ミクシィの人たちの協力なしに455人の署名を集めることは出来なかった。そこでミクシィの日記欄に先に昨日のことについて書いた。だがそれ以上に書くものもないのでそれを転載します。
 本日は中村は連日の作業でお休みとさせていただきます。
 特別なニュースがあったら別だが。
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空は晴れ渡り、ぼくらの勝利を祝福しているようだった。

しかしあまりに暑い上にちゃんとダークスーツを着ていたためまずアイスコーヒーをのみ、おそらく喫煙所などない永田町に乗り込むために、うんざりするほどタバコを吸った。警察犬も鼻が曲がるというものだ。

国会議事堂前を通り過ぎ、内閣府は、厳戒下の首相官邸の前にある。一番警察官の多いところのひとつであった。

その角のお巡りさんは、おばあさんの道案内に必死だったのだが。

内閣府でアポの確認を取ること数分、面会室に通される。

おそろしく丁寧である。

ぼくは、世の中金を支払う奴以外は、全て怪訝に扱うものだと信じていたが、以外である。
もし君が、金がなくて、就職の面接を何度も受けて、俺なんか誰も相手にしてくれないんじゃないかと思っていたら、内閣府に請願に行くといい。

そこでは僕も君も主権者たる国民の平等な1人だ。

応対をしていただいたのは、内閣府大臣官房庶務課調査役山田哲範氏である。

名刺を交換して、署名を手渡しをするところを写真でパチリ。

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OK、イッツ・オール・オーバー・ナウ・ベイビー・ブルー

G8の段取りがわかっている僕としては、この人に何か言っても、それは世間話でしかないのは分かっている。それは氏も承知で、氏はハルツーム大使館滞在経験があり、そこの食堂の日本料理の板前の人の達筆な手紙と、その人がアボガドなど現地の食材で以下においしい寿司を作ってくれたかを話をしてくれた。気を使ってくれているのだ。

OK、ハルツームはナイル川の河畔にある。きっと白身の川魚はおいしいのだろう。だがマグロは紅海産かもしれない。

時間もそこそこに退席する。

そして内閣府の前で記念写真。まったく闘争心も怒りも見ることができないのんきなおのぼりさんのオヤジ二人である。

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次いで外務省のプレスにプレス・リリースを出しに行く。外務省は国会の裏にあるのでまた結構歩く。中学生の都内見学だよこれじゃ・・・

外務省内では撮影出来ないので、その前で我々の闘志をむき出してみた。

080702-darfur-petition-003.jpg

OK,この旅で何が変わったのでもないのかもしれないが、我々は国際ダルフール・キャンペーン組織の密命を果たしたのだ。

署名に協力してくれたみんなありがとう。

写真はフューマン・ライツ・ファーストに送付する。

もっとかっこいい闘志みなぎった好青年だったらもっと良かったのにな・・・
posted by 中村こうせい at 13:45| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月02日

2008/7/2時事 スーダン内戦孤児ロモング−全米陸上

【コメント】
時事通信がなんてロマンチックな記事を・・・(中村)

今も奏でる運命の旋律=スーダン内戦孤児ロモング−全米陸上〔五輪・陸上〕
時事通信 2008/07/02-18:49
 【ユージン(米オレゴン州)1日時事】陸上の全米選手権でスーダンの内戦孤児だった男子中距離のロペス・ロモング(23)が北京五輪代表を目指している。800メートルは落選したが、3日に予選が始まる1500メートルに向け「あのすてきなユニホームを着るために走る」。さまざまな不条理や悪夢を見てきたはずなのに、大きな目は澄んでいる。
 6歳の時に武装組織にさらわれた。待っているのは強制労働か少年兵にされる運命。ある日、年長の少年が脱走を決意し加わった。この逃亡が人生を変える。ケニア北部の難民キャンプに収容され、以降10年間を過ごすことになった。
 2000年、15歳のロモングは友人からシドニー五輪の話を聞いた。5シリングを支払えば白黒テレビで放映が見られるという。8キロの道のりを一気に走った。マイケル・ジョンソン、マリオン・ジョーンズ…。米国は強かった。何度も流れる国歌「星条旗」が心に染みた。「アメリカと恋に落ちたんだ」−。
 1年後、「ロスト・ボーイ」と呼ばれる内戦孤児を支援する活動の一環で渡米。ニューヨーク州の家庭に引き取られ高校を卒業した。この間に陸上の才能が開花。昨年、米国市民権を取得した。
 吉報が届く。両親は健在だった。昨年のクリスマスにスーダンへ帰った。6歳で生き別れて以来の再会。故郷には自分の墓があり、幼少のころに親しんだ玩具が埋葬されていた。親は、わが子の命をあきらめていた。
 「もうロストボーイではない。今、僕は米国人なんだ」と喜びをかみしめて走る。あの「星条旗」の旋律を心の中で奏でながら。(了)
posted by 中村こうせい at 21:50| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/7/2各紙 スーダンPKO社説他

【コメント】
産経と読売が社説を、予想通りのものを出した。リベラル系は無視である。(中村)

【主張】スーダンPKO 非常識な派遣原則見直せ
産経新聞 2008.7.2 02:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080702/plc0807020252003-n1.htm アフリカ・スーダン南部に展開する国連平和維持活動(PKO)部隊「国連スーダン派遣団(UNMIS)」に自衛官が派遣される。
 福田康夫首相が国連の潘基文事務総長に表明し、石破茂防衛相は派遣準備を指示した。司令部要員として数人を首都ハルツームにあるUNMIS本部に出すという。
 国連安保理決議を受け、約70カ国が参加している。停戦合意などPKO協力法の要件も満たしている以上、日本の参加は当然だ。
 UNMISが設立されたのは2005年3月だ。北部のイスラム教徒を主体とする政府と、キリスト教徒の多い南部地域を基盤とする反政府勢力との和平合意の成立を受け、難民の帰還促進や地雷除去などが任務だ。部隊要員8712人、文民警察要員631人などが活動しており、自衛官は所要の任務を見事に果たしてほしい。
 望ましいのは自衛隊部隊の派遣だが、そのためには環境を十分整えることが必要不可欠だろう。
 PKO協力法は自衛隊派遣の原則として(1)停戦合意(2)受け入れ国同意(3)中立性確保(4)以上が満たされない場合の業務撤収(5)最小限度の武器使用−を定めている。
 とくに武器使用は要員の生命などの防護のためと限られ、国連の行動基準である任務遂行を妨害する行為を排除する権限が許されていない。この結果、自衛隊は不法行為を抑止できず、一緒に行動する他国軍隊と同じ任務ができない−などの制約を受けている。
 日本のPKOへの自衛官派遣は現在51人だ。トップのパキスタン(1万597人)や中国(1981人)に比べ、圧倒的に少ない。世界117カ国中83位、主要8カ国(G8)で最下位なのは、派遣5原則が適用できるPKOが見あたらないためでもある。
 例えば、スーダン西部のダルフール地域で展開中のPKO「国連・アフリカ連合合同部隊(UNMID)」については紛争当事国間の停戦合意がなく、自衛隊は参加できない。
 首相は国連事務総長に対し「平和協力国家として包括的貢献を行う」と語った。そう明言した以上、首相は国際社会の共同行動に名実ともに参加できる「恒久法」を早急に制定する責務がある。
 自衛隊が友軍を助けられないという非常識な事態を見直すよう求めた首相の私的諮問機関の報告書にも正面から向き合うべきだ。
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スーダンPKO 部隊活動の範囲を広げるには(7月2日付・読売社説)
読売新聞 2008年7月2日01時50分
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080701-OYT1T00899.htm
 派遣人数は少ない。だが、日本には遠い存在だったアフリカの平和構築に直接関与する意義は、決して小さくない。
 福田首相が国連の潘基文事務総長との会談で、スーダン南部に展開する国連平和維持活動(PKO)に陸上自衛官を参加させる方針を表明した。
 来月以降、首都ハルツームにある国連スーダン派遣団(UNMIS)の司令部に2人程度が派遣される見通しだ。
 UNMISでは、2005年の内戦和平合意を受け、69か国からの要員約1万人が難民帰還支援や停戦監視に従事している。別のPKOが展開するスーダン西部のダルフール地方と違って、現地の治安も安定しているとされる。
 自衛官のスーダン派遣には、防衛省内で慎重論が強かった。
 暑さや生活・衛生環境の厳しさに加え、「なぜ遠いアフリカにまで行くのか、目的の説明が難しい」というのが主たる理由だ。
 日本に近いアジアでの活動をより重視する考えは、理解できる。しかし、現在展開中のPKOの大半はアフリカと中東に集中している。高い成長が期待されながら、紛争の絶えないアフリカを放置して良いはずがあるまい。
 日本は5月のアフリカ開発会議で、5年間でアフリカ向け政府開発援助(ODA)の倍増を約束した。各国と戦略的協力関係を築くのが目的である。
 資金援助はするが、人的貢献は一切しないのでは、国際社会の一員としての責任は果たせない。
 日本のPKO派遣人数は今、世界82位の36人にすぎない。昨年1月に国際平和協力活動を「本来任務」化した25万人の自衛隊としては、あまりに少なすぎる。
 UNMISへの司令部要員派遣は、スーダン南部に陸自部隊に適した活動があるかどうかを探る機会ともなろう。
 陸自のPKOは従来、輸送などの後方支援や、道路修復などの人道復興支援、停戦監視に限られていた。将来的には、陸自の活動の範囲を広げ、例えば警護任務などを担えるようにすることを検討していいのではないか。
 その場合は当然、新たな法律が必要となる。同時に、先延ばしし続けてきた武器使用基準の緩和にも取り組むべきだ。
 正当防衛などに限定されている現行基準では、隊員の安全に不安が残る。任務遂行目的の武器使用を認めている国際標準並みにすることが欠かせない。それを実現するのは、政治の責任である。
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石破防衛相、統合幕僚長らにスーダンへのPKO派遣準備を指示 7月に準備チーム派遣へ
FNNニュース 2008/07/02 00:29
スーダン南部のPKO(国連平和維持活動)部隊の司令部に自衛官を派遣するための準備指示が出された。
福田首相が国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長に正式表明した翌日に行われた派遣準備指示の背景には、官邸の強い意向があったもよう。
1日午前、石破防衛相は「準備が整い次第、スーダンPKOへの派遣を行いたい」と述べ、午後7時、統合幕僚長らにアフリカ・スーダンへの派遣準備を指示した。
6月30日、潘基文国連事務総長への福田首相の表明を受けてのもので、早ければ9月には自衛隊が派遣される。
スーダンを有名にしたのはその内戦で、原因は北部のアラブ系住民と南部のアフリカ系住民の対立にある。
1983年、北部にイスラム系政権が成立すると、南部は反発して反政府勢力が組織され、武力紛争に発展した。
国際的に問題になったのは、西部のダルフール地方における紛争で、ここでの死者は少なくとも18万人といわれ、多くの難民も発生した。
2005年、ようやく南北和平合意が達成されたが、ダルフールにおいては、いまだに戦闘や襲撃が発生しているという。
今回、このスーダンに自衛隊を派遣しようとする日本政府だが、サミット開催の年となった2008年1月の施政方針演説で、福田首相は「世界の平和と発展に貢献する平和協力国家として、国際社会において責任ある役割を果たします」と述べていた。
さらに2月には、政府筋からは「国際貢献に日本のプレゼンスが低下しているから、何かできないかというのは検討している」との声が聞かれた。
このころから福田内閣では、北海道洞爺湖サミットで国際貢献をアピールできるよう、自衛隊を派遣できる紛争地域を関係省庁と探っていたという。
しかし、なぜ派遣先がいまだに不安定なスーダンだったのか、その理由だが、スーダンでは国連のPKO活動組織として、国連スーダン派遣団9,500人以上が活動している。
そして、いくつかのサミット参加国も、この組織に人員を派遣している。
スーダンは福田内閣にとって、サミット議長国・日本とG8をアフリカで結ぶ、またとないチャンスの場と映ったのか、スーダンへのPKO派遣計画は膨らんだ。
しかし、推進する外務省と人員を出す防衛省の間では、溝が生じていた。
5月27日、自衛隊幹部は「外務省は今出したいし、町村さんも言ってくるし」、「とりあえず、サミットやらアフリカ会議やらで、外務省は点数を稼ぎたいんだから」と話した。
一方、外務省筋は「(スーダンが嫌なら)自分で探せばいいのにね」と、防衛省に対するいらだちを表した。
しかし、自衛隊幹部によれば、石破防衛相は高村外相と町村官房長官との会合で「出せなくはない」と答えたという。
スーダンへは、まず7月に準備チームが派遣され、最終的に9月に数人の派遣を目指すことになっている。
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10年以降も「ODA増に留意」=対アフリカ支援−G8首脳宣言案
時事通信 2008/07/01-22:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2008070101091
 7日開幕する北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で採択される首脳宣言の開発・アフリカに関する原案が1日、明らかになった。アフリカ向けの政府開発援助(ODA)に関し「主要8カ国(G8)は2010年以降もODAを増加させることに留意する」と明記。10年までにODAを倍増させるとしたG8の国際公約から一歩踏み込んだ。
 福田康夫首相は5月の横浜市でのアフリカ開発会議(TICAD)で、日本は12年までにODAを倍増させると表明しており、各国も日本の姿勢に協調した形だ。原案はまた、アフリカで深刻化する食料価格の高騰問題について「農業インフラ整備、人材育成などを通じて生産性向上を支援する」との方針を打ち出した。
 世界で資源確保に動く中国などがスーダンなどに不透明な支援を続けているとされる問題に関しては「G8は新興国と対話し、(債務国の)良い統治、援助の透明性や返済能力などについて適切に取り組む」と指摘するにとどまった。昨年のハイリゲンダム・サミットでは新興国に対し「国際的な原則の順守」を求めた。
 一方、開発分野では、貧困や飢餓撲滅の数値目標を定めたミレニアム開発目標(MDG)の達成に向け、国際的な保健協力の行動指針の策定や活動点検メカニズムの創設などを盛り込んだ。これらの取り組みを「洞爺湖・行動フレームワーク」とし、G8として実行に移す方針を示している。
 水や教育の分野ではそれぞれ専門家会合を設置し、各国の取り組み状況を次回サミットまでに報告するとしている。
posted by 中村こうせい at 09:44| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月01日

2008/7/1ST スーダン新たなダルフール調停者任命を歓迎

*G8緊急署名ご協力ありがとうございました。7月2日内閣府に提出します。
【コメント】
新ダルフール調停者任命歓迎である。「国連の和平ロードマップ」などに縛られずに、難しい調停をこなしていただきたい。国連事務局はいい加減そのスーダンのページにある恥ずべきロードマップを削除すべきである。なおもう一方の国連事務局官僚ジャン・マリー・ゲーノも7月辞任の予定である。こちらは、アフリカ諸国が装備や訓練が不足であることを考えず世界最大の平和維持軍を計画して何も実現させられなかったという失敗を犯している。もちろん国際社会の非協力が主な原因のように見えるが、むしろ計画の失敗とみなすべきである。もちろん国連事務局のダルフール危機解決の一番の失敗の責任者は国連事務総長潘基文であるが、それは外交上言わない約束である。(中村)

Sudan welcomes appointment of new Darfur mediator
スーダン新たなダルフール調停者任命を歓迎

Sudan Tribune - Tuesday 1 July 2008 02:35.
http://www.sudantribune.com/spip.php?article27700
June 30, 2008 (CAIRO) ― スーダン大統領オマル・バシルは、ダルフール和平交渉のための新たな国連アフリカ連合共同主任調停者としてブルキナ・ファソ外相ジブリル・ウペヌ・バッソル(Djbril Yipene Bassole)の任命を歓迎した。
国連とAU責任者は、公式に今日をダルフールのための共同の調停者としてバッソルを任命した。新らに任命された調停者は、エル・ファシェルに本拠を置く予定である。
彼は、原則としてフルタイムでその新たな任務を実行する。
大統領バシルは、スーダンで彼の移動とコンタクトに便宜を図るだけでなく、ダルフールの危機に和解を見いだす枠組みにおいて彼の任務を促進するようすべての必要な支持を提供すると誓った。
ブルキナ・ファソのブレーズ・コンパオレ大統領は、シャルム・エル・セイクでのアフリカ連合サミットと平行した大統領アル・バシルとの会談の後、彼がダルフール問題、スーダン・チャド関係に取り組むため、また新たな調停者を紹介するためスーダンの大統領に会った言った。
大統領補佐官ムスタファ・オスマン・イスマイルがそれを発表する間、バッソルは来たるべき日までの間にスーダンを訪問し、当局と会って、ダルフールを訪問する。
ジブリル・バッソル(51歳)は、紛争解決と和平調停の分野で良い経験をしている。彼は、コード・ジボアールのローラン・バグボ大統領とフォルセ・ヌーヴェル(Forces Nouvelles)の指導者(現在首相)ギヨーム・ソウロの間で署名された2007年のワガドゥーグー協定を進めるため重要な役割を演じた。
彼はまたニジェールの「トゥアレグ(Touareg)」紛争(1994 ― 1995)のための調停委員会のメンバーとして働き、トーゴの選挙監視国際委員会のメンバーであった。
国連AUダルフール特使ジャン・エリアソンとサリム・アハメド・サリムは、新しい調停者へのアドバイザーとして残る。しかし、スーダン政府と反政府勢力グループは、調停を行う際の機敏さを彼らが欠いていたことを非難した。
様々なアナリストたちは、彼らをダルフール平和調停の失敗上の理由のうちの1つと呼んだ。主な反政府勢力グループは何も代表していないグループを会談に入れようとした事で彼らを非難し、反政府勢力の分裂を進めたと告発した。一方ハルツームは彼らが反政府勢力を再統合し、協議のテーブルにつかせるのに失敗したと言った。
posted by 中村こうせい at 20:07| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/7/1毎日・時事・AFPBB スーダンPKO

【コメント】
G8緊急署名は終了しました。ご協力ありがとうございました。スーダンPKOがダルフール問題解決でのG8の日本のリーダーシップの一助となることを願います。(中村)

<スーダンPKO>サミット前に実績作り 官邸の強い意向
毎日新聞 6月30日22時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000155-mai-pol
 政府がスーダン南部の国連平和維持活動(PKO)部隊の司令部への自衛官派遣を決め、福田康夫首相が潘基文(バン・ギムン)国連事務総長に表明したのは、近年停滞ぎみの国際貢献の実績を作るための苦肉の策だ。大規模な部隊派遣は見送られ、「数人の司令部要員だけでは国際社会へのアピール効果は薄い」(防衛省幹部)との見方は強い。
 国連が05年から実施する「国連スーダン派遣団」(UNMIS)には5月現在、69カ国の部隊、警察、軍事監視要員計9924人が参加している。司令部は首都ハルツームに置かれ、派遣自衛官は各国間の調整などに当たる見通しだ。
 外務省は、UNMIS開始当初から派遣を検討していたが、防衛省を中心に慎重論が強かった。しかし今年、アフリカ開発会議(TICAD・5月)、サミットと日本開催の国際会議が相次ぐ中で「何らかのアピールが必要」との首相官邸の強い意向を示した。結局、7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)直前に、治安の悪い地域で直接活動しない司令部要員派遣でようやく折り合った。
 政府が検討するアフガニスタンへの自衛隊派遣も、現地の危険性は「イラクと同じかそれ以上」(田母神俊雄航空幕僚長)で、メドが立っていない。
【松尾良】

「人数で判断してほしくない」=PKO派遣で町村長官
6月30日19時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000113-jij-pol
 町村信孝官房長官は30日午後の記者会見で、国連平和維持活動(PKO)について「(派遣)人数が多い国は立派だが、PKOに対する高い給料もあって、たくさんの軍人を送り込む発展途上国も少なからずある」と指摘した上で、「派遣人数だけで貢献しているかどうかを単純に判断してほしくない」と述べた。 
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スーダンPKOに自衛官派遣、国連総長と福田首相が会談
AFPBB - 2008年06月30日 23:38 発信地:東京
【6月30日 AFP】福田康夫首相は30日、来日中の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連(UN)事務総長と首相官邸で会談し、スーダンで展開している国連平和維持活動(PKO)に自衛官数人を派遣する方針を伝えた。
 政府は、2005年に設立された国連スーダン派遣団(UNMIS)司令部に、専門的知識をもつ自衛官数人を派遣するとしている。
 また福田首相は、世界の貧困層を直撃する食糧価格高騰や地球温暖化といった国連の重要課題を、次週開催される北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit、主要国首脳会議)でも議題として積極的に取り上げると潘事務総長に約束した。
 潘事務総長からは、北朝鮮の非核化プロセスにおける国際的取組みの進展や、日本の国連安保理常任理事国入りについて言及された。事務総長は日本の立場に理解を示しながらも、国連改革にはさらに議論が必要だと述べた。
 前職は韓国の外交通商相だった潘事務総長は、アジア歴訪の最初の訪問地として日本に4日間の日程で滞在し、政府は最高の歓迎でもてなした。30日には潘氏は歓迎式典に出席した後皇居を訪問し、天皇、皇后両陛下と会見した。1日には中国へ向かい、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の成果などについて政府高官らと協議した後、韓国を訪問し、歴訪の最後は洞爺湖サミットで締めくくる予定だ。
 また政治的危機にあるジンバブエ情勢について、潘事務総長は東京滞在中に、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領が再選した選挙は極めて不正だと言及した。 (c)AFP/ Hiroshi Hiyama
posted by 中村こうせい at 07:23| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月30日

2008/6/30各紙 スーダンPKO派遣方針伝達へ=首相



ダルフールは和平協定がないためPKO派遣できません。心配なく。
今日最終日ご署名お願いします! バナーをクリック

【コメント】
いや特に・・・(中村)

スーダンPKO派遣を伝達=福田首相、潘国連総長と会談
時事通信 2008/06/30-19:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008063000688
 福田康夫首相は30日午後、首相官邸で国連の潘基文事務総長と会談した。首相は、スーダン南部に展開する国連平和維持活動(PKO)の国連スーダン派遣団(UNMIS)司令部へ自衛官を派遣する方針を伝達。北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)でアフリカ支援が主要議題の一つとなっており、議長国として積極姿勢を示すのが狙い。
 政府は、各国軍との連絡調整に当たるため、UNMIS司令部に自衛官2人程度を派遣する方向で調整している。
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スーダンPKOへ自衛官 首相が国連事務総長に表明
47News - 2008年6月30日
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008063001000552.html
 福田康夫首相は30日夜、潘基文国連事務総長と官邸で会談し、スーダン南部で展開中の国連平和維持活動(PKO)スーダン派遣団(UNMIS)司令部に自衛官を派遣する方針を表明した。
 首相は(1)アフリカのPKOセンターに講師として自衛官派遣(2)マレーシアなど各地のPKOセンターに資金提供−も伝達。潘氏は謝意を示すと同時に、今後のPKOでの自衛隊による輸送業務活動などに期待を示した。
 地球温暖化対策をめぐり、潘氏は日本が温室効果ガス削減の中期目標も設定するよう要請。首相は「科学的な検証後に数字を出したい」と述べるにとどめた。
 潘氏は7月7日からの主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)で議長を務める首相が温暖化対策、食料価格高騰対策で指導力を発揮することに期待感を表明。首相は食料と競合しない稲わらなどのセルロース系バイオ燃料開発の必要性を指摘した。
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スーダンPKO派遣を「表明」 首相が国連事務総長と会談 
産経新聞 2008.6.30 20:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080630/plc0806302051013-n1.htm
 福田康夫首相は30日、来日中の潘基文国連事務総長と首相官邸で会談し、スーダン南部に展開する国連スーダン派遣団(UNMIS)に司令部要員として陸上自衛官を派遣する方針を伝えた。日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに向け、安保理改革のリーダーシップをとるよう求め、事務総長は「国連加盟国の対話を促進したい」と応じた。
 会談で事務総長は、北朝鮮の核計画の申告と寧辺の核施設の無能力化に関し「前向きな進展だ」と評価し、6カ国協議の進展に期待を表明した。日本人拉致問題については「人道上の懸念があることは承知している。真剣な対話を期待している」と述べた。これに対し首相は「核申告はステップの1つで検証し、早期に核放棄させるべく努力していきたい。とくに拉致問題の解決に努力する考えだ」と述べ、事務総長の協力を求めた。
 首相はまた、「平和協力国家」としての包括的な取り組みの一環として、自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法の制定を引き続き検討する考えを表明した。マレーシアの国連平和維持活動(PKO)訓練センターに100万ドル規模の支援を行うことも伝えた。
 これに先立ち、事務総長は高村正彦外相とも外務省飯倉公館で会談し、温室効果ガス削減について「中期目標を持つ必要がある」と述べ、2020〜30年までの具体的な数値目標を打ち出すよう求めた。
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スーダンPKOに自衛官派遣方針、首相が国連事務総長に表明
日本経済新聞 2008年6月30日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20080630AS3S3001N30062008.html
 福田康夫首相は30日、首相官邸で国連の潘基文事務総長と会談し、スーダン南部に展開している国連平和維持活動(PKO)の国連スーダン派遣団(UNMIS)司令部に自衛官を派遣する方針を伝えた。アフリカのPKOセンターに自衛隊から講師を派遣することなども伝えた。7月7日からの主要国首脳会議(洞爺湖サミット)ではアフリカ支援が主要議題の一つになっており、サミット議長国として積極的に国際貢献していく姿勢を明確にしたものだ。
 これに先立ち町村信孝官房長官は潘氏と都内で会談し「日本は国連常任理事国入りする資格があり、安保理改革に向けた潘事務総長の指導力に期待する」と訴えた。潘氏は「国連加盟国間で安保理改革の必要性については一致がある。国連総会議長とも改めて話をしてみたい」と応じた。
 潘氏は町村長官に「日本の政府開発援助(ODA)予算が減少気味だが、この辺で逆転してもらえないか。日本がより大きな役割を果たすことを期待している」と伝えた。(20:55)
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福田首相、潘基文国連事務総長と会談 スーダン南部のPKO司令部に自衛隊要員派遣の意向
FNN 2008年6月30日
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00135790.html
福田首相は30日夕方、来日中の国連の潘基文(バン・キムン)事務総長と首相官邸で会談し、スーダン南部のPKO(国連平和維持活動)の司令部に、自衛隊要員を派遣する意向を表明した。
福田首相は「(アフリカに関して)国連スーダンミッションに対して、自衛隊から司令部要員を派遣することといたします。また、自衛官を講師として派遣するなど、アフリカPKOセンターの機能強化に取り組みます」などと述べた。
福田首相は、スーダンのほかに、ケニアやエジプトなどアフリカの5カ所のPKOセンターに、自衛官を講師として派遣することや、マレーシアのPKOセンターに100万ドル規模の支援を行うことを表明した。
これに対し潘事務総長は、「非常に勇気づけられる」と評価したうえで、「航空輸送や地上輸送などの専門分野で、自衛隊のさらなる貢献を期待する」と述べた。
また福田首相は、北朝鮮による拉致問題の解決に向けて「引き続き協力をお願いしたい」と伝えたほか、国連安保理改革で、潘事務総長がリーダーシップを発揮するよう求めた。
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首相、スーダンPKOに司令部要員派遣表明 国連総長に
朝日新聞 2008年6月30日21時0分
http://www.asahi.com/politics/update/0630/TKY200806300346.html
 福田首相は30日、首相官邸で国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と会談し、スーダン南部での国連平和維持活動(PKO)の司令部に自衛官を派遣すると表明した。アフリカ支援が主要テーマとなる北海道洞爺湖サミットを控え、国際貢献に取り組む姿勢を示す狙いがあるとみられる。
 PKO参加は首相が唱える「平和協力国家」の具体策のひとつ。石破防衛相は1日にも統合幕僚長らに派遣準備を指示する。早ければ7月中に準備チームをスーダンに派遣、首都ハルツームの司令部などを視察したうえで、9月に数人の派遣を目指す。首相の表明に潘氏は「非常に勇気づけられるし、評価したい」と歓迎。さらに「今後、専門的な分野での自衛隊の貢献に期待している」と述べ、輸送など後方支援での協力を期待する考えを示した。
 このほか首相は、マレーシアにあるPKO訓練センターに約100万ドルを支援することや、アフリカの同センターに初めて講師として自衛官を派遣する考えも表明した。
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スーダン南部にPKO要員…首相が自衛官派遣を正式表明
読売新聞 2008年6月30日21時26分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080630-OYT1T00761.htm
 福田首相は30日、来日中の潘基文(パンギムン)国連事務総長と首相官邸で会談し、スーダン南部に展開する国連平和維持活動(PKO)部隊「国連スーダン派遣団(UNMIS)」の司令部要員として、自衛官を派遣する考えを正式に表明した。
 政府は国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、2人程度の派遣を想定。7月中にも現地に調査団を派遣し、本格的な準備に入る。
 また、首相は<1>アフリカにあるPKO訓練センターの機能強化のため、自衛官を講師として派遣<2>マレーシアのPKO訓練センターに100万ドルを財政支援――なども表明した。
 潘事務総長は首相の方針を歓迎し、謝意を示した。
posted by 中村こうせい at 22:09| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/6/30Reuters ダルフールの富と貧困、行動と無気力




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【コメント】
クーリエ・ジャポン(元記事はCNNだったと思う)やAFPの観光客気分のダルフール都市紀行文を若干意識したダルフール全体を描写しようと言う野心的な記事である。エル・ファシェルやニヤラの成金的賑わいが「いかにちっぽけなものか」正気で書いている。(中村)

FEATURE-Plenty and penury, action and inertia in Darfur
フィーチャー:豊かさと極貧、ダルフールにおける行動と無気力

Reuters - Sun Jun 29, 2008 8:04pm EDT
http://www.reuters.com/article/latestCrisis/idUSMCD526281
By Louis Charbonneau
ZAM ZAM CAMP, Sudan, June 30 (Reuters) - 市場は、新鮮な果物と野菜を仕入れた。きらきらした真新しいガソリンスタンド。新たに建てられた家。滑らかな舗装道路。ピザーラ。
これらは人が、5年間の紛争で何十万人もの人が死亡したと推定されているスーダン西部ダルフール地方で普通連想するイメージでない。しかしそれらはすべて、北ダルフールの首都エル・ファシェルで見つかる。
エル・ファシェルは国連アフリカ連合合同平和維持ミッション(UNAMID)で働く何千人もの一般人と軍人の家があり、ここの食物が豊富な間、価格は不作の後、つり上げられる。
国連は、増大する暴力、過密な難民キャンプと不作の「パーフェクト・ストーム」が)で世界最大の人道援助活動がおこわなわれているダルフールで食物危機を引き起こしうると言う。
エル・ファシェルのカラフルな市場の露店からちょうど10km(6マイル)、何千人ものダルフール避難民が、ザムザム(Zam Zam)キャンプで病気と、強盗とますますひどくなる飢えと闘いながら生存するのに苦闘している
これらの人々は、1日あたり2,000カロリーを上回っていたものである。現在、援助機関が食料輸送隊への攻撃のため、割当てを減らしたため、彼らは1400カロリーで生き延びる。子供たちの何人かは、腹を膨らましている。栄養失調の可能性のサインだ。
エリック・リーヴズ、ダルフール活動家でありほぼ10年間スーダンを調査したマサチューセッツのスミス・カレッジの文学の教授は、割当てカットが「今後数ヶ月の大量の人々の飢餓」を引き起こすかもしれないと警告する。
国際的な専門家は、2003年主に非アラブ系の反政府勢力がハルツームに対して武装蜂起したとき以来、少なくとも20万人が死亡したと言う。さらに250万人は家を失ったままである。
ハルツームは、犠牲者数を1万人とする。
その一部は何年間も長い間キャンプにいるザムザムの人々が帰郷するのを許す政治的な進展の希望はほとんどない。反政府勢力正義と平等運動(JEM)がハルツームの郊外を攻撃したとき、遅れている和平協議は先月さらに打撃を加えられた。国連とAU特使は、各党派を交渉のテーブルに戻すため圧力をかけるため国際的サミットが召集されなければならないと言った。

コントラストの土地

ダルフールは、コントラストと矛盾の土地のようだ。
所々で、それは不毛である。まさに時折の木や茂みがある月のような土地。しかし、突然緑の木と肥沃な土の広い一帯が現れる。
これはアメリカ政府当局が「スローモーションの大量虐殺」が起こっていると言う土地である。その容疑をスーダンは否定する。それはまた外国の平和維持軍が退屈することについて不満を言う土地でもある。
国連代表派遣団が6月にザムザムを訪問したとき、それは惨めさと直面しに来た:食料のために彼の手を上げる子供;彼女の8人の子供たちを養うのにどれくらい苦労するかについて話す35才の未亡人;ためらいながらギャング・レイプについて話す女性。
しかし、スーダンの国連大使アブダルマフムード・アブダルハレームは、ザムザムは「五つ星のキャンプ」であると言う。
ハルツームの国連世界食糧計画の代者エミリア・カセラは、62,000人が泥と草ぶき屋根とプラスチックの板でできているみすぼらしいシェルターでここで生活すると言う。彼らは、軍隊とジャンジャウィードとして知られるスーダン政府支持派の主にアラブ民兵を逃れるために彼らの家から避難した。
キャンプをパトロールし、人々を盗賊と反政府勢力徴兵者から保護することが仕事であるナイジェリアからの上級国連警官はそのキャンプに52,000人がいると推定する。
疑う余地がないのは、拘留所で生活するこれらの生命がより不安定になっているという事実である。
WFP輸送隊への攻撃とスーダン西部国境沿いのスーダン軍とチャドの軍との頻繁な衝突が国連機関にダルフールのための割当てを半分に減らすことを強いた。ダルフールはフランスと同じサイズであり、全人口600万人のうち4月だけで約270万人に食料を配布した。
援助トラックのための護衛のスーダン政府の約束はしばしば実現しなかった。
そしてニューヨークの外交官はハルツームが気にしていないのを恐れると匿名を条件に話した。
これは、4年間ザムザム・キャンプに暮らす8人の子供の35歳であるファティマフの性格を困難にした。
彼女は、割当てが減らされる前でさえ、子供たちを養うのに十分なかったと記者に話す。
国連代表団が到着したとき、以前野菜農家だった人は人々を撃ち殺すヘリコプターの絵と「戦争反対、平和賛成」と書いたサインを掲げた。

保護

WFPのカセラは、機関は配布を改善することができなかったため、割当てが7月も再び減らされると言った。いつでも800〜1000台の食糧援助を載せたトラックがダルフールの道を走っていると彼女は言った。
「我々は、毎日我々のいろいろなダルフールの倉庫に1800トンの食料を集める必要がある。しかし、我々は、最近、900トン以下しか管理していない」と彼女は言った。
「問題は、強盗でトラックの所用時間が遅れたということである。多くのドライバーは、つき添いがない路上を移動することに慎重である。彼らは当局によって命令された警察護衛を待たなければならない、そしていくつかの地域で、これら警察護衛は週に一度動いているだけである」と彼女はハルツームから電子メールで言った。
さらに援助機関の妨害と資金提供不足は、季節的な雨季が多くの道路を使用不能にする地域周辺でのヘリコプターや航空機のフライト削減するようにした。
UNAMID平和維持軍は時々輸送隊を護衛するが、部隊とヘリコプターの不足は彼ら全員を保護することを不可能にする。
計画された26,000人のUNAMID軍の内9,000人の部隊しかダルフールの現地にいない。
大部分の部隊がアフリカ諸国からクルと言うハルツームの首長と国連の官僚主義的な必要条件のため、完全な配備は、遠い道のりである。
国連はUNAMIDが年末までに最大兵力の80パーセントを期待しているが、ニューヨークの外交官はそれは達成は非常に難しいと言う。
エル・ファシェルのUNAMID本部にはフラストレーションの気分が漂っている。
「我々はほとんど何もしていない」とある平和維持部隊員が匿名を条件にロイターに話した。
「私は、我々が何をここでしているかについて、よくわからない。」
彼らは、近くのザムザムの人々が食事することを確認するために食料輸送隊を保護する以上のことをする気があるか。彼らは「イエス」と言う。
(For full Reuters Africa coverage and to have your say on the top issues, visit: africa.reuters.com)
posted by 中村こうせい at 21:33| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/6/30RA ダルフール反政府勢力新たな調停者に協議の即時開始を希望




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Darfur rebels hope new mediator can kickstart talks
ダルフール反政府勢力新たな調停者に協議の即時開始を希望

Reuters Africa - Sun 29 Jun 2008, 11:09 GMT
http://africa.reuters.com/top/news/usnBAN943703.html
By Opheera McDoom
SHARM EL-SHEIKH, Egypt (Reuters) - スーダンの反政府勢力は、ダルフールのための新しい国際的調停者は、遅れた和平プロセスを素早くスタートさせ、現地の苦しみを終わらせる支援をするようハルツーム政府から譲歩をひねり出す力を持つこをを望む。
週末にロイターで語って、5年に及ぶ紛争の主な反政府勢力党派の幹部は、前調停者の下での進歩の不足を嘆いた。
彼らは、彼らがブルキナ・ファソ外相ジブリル・バッソレ(Djibril Bassole)が結果を出すことができると祈った。
「彼は真剣で、政治的軍事的の問題の経験がなければならない」と、おおきなSLA-Unity党派の革命評議会メンバー、アル・サイイド・シェリーフ(al-Sayyid Sherif)は言った。
「彼は、政府側に圧力をかけ、勇敢である必要がある」と彼は電話でロイターに話した。
シェリフと他の反政府勢力リーダーは前の国連とアフリカ連合調停者を非難した。そして、彼らが反政府勢力グループとめったに連絡をとらず、彼らと政府を、国際的専門家が20万人が死亡したと言う戦闘を終結させる交渉のテーブルにつかすことができなかったと言った。
ニミ・アルクア・ミナウィ(Minni Arcua Minnawi)、ハルツームと和平協定に署名した唯一の反政府勢力指導者は、日曜、他の派閥との和平協議を促進し流血を終えるよう、エジプトのリゾート地、シャルム・エル・セイクで行われたアフリカの指導者達の会議で求めた。
ダルフールから電話で話して、彼は前国連アフリカ連合(AU)調停者が完全に失敗したと言った。
「私は、現地でどんな成果も見ていない」と彼が言った。
国連外交官たちはバッソレが新たなダルフールの共同国連AU調停者に選ばれたと金曜日に言った、しかし、彼の任命はまだ確認されていない。
彼らは、スーダン大統領オマール・ハッサン・バシルが決定にまだ反対することができると言った。
国際的な強打
いくつかの反政府勢力は、バッソレが成功するためには十分な国際的な影響力がなければならないという懸念を表した。
「我々は、西側の調停者を好んだ」とハリール・イブラヒム、最も軍事的に強力な反政府勢力グループ、正義と平等運動(JEM)の指導者は言った。
JEM反政府勢力は、先月、ハルツームを攻撃した。それは反政府勢力が首都に戦闘を持ち込んだ最初だった。
彼らは、その後追い返された。
スレーマン・ジャモウス、スーダン解放軍(SLA)の有力な人道援助コーディネーターはバッソレがダルフールのゲリラには良く知られていないが、重要な問題は国際社会が決定的な役割を演ずることだと言った。
「彼がアクティブならOKだ・・・
我々は、我々を交渉のテーブルにつかせる調停者が誰だかは気にしない。
我々の唯一の条件は、国際社会がプレゼンスするということである」と彼は言った。
もし確認できれば、バッソレは二重交渉チームのAUサリム・アフメド・サリムと国連のジャン・エリアソンと交代する。
特使たちは、ほとんどJEMと政府との戦闘の継続と、互いに政府を打倒しようとする反政府勢力を非難しあうスーダンと隣国チャドの緊張の高まりで、協議がとくれたことを非難した。
約400万人のダルフール人に影響を及した紛争は、世界最大の国連平和維持活動を生んだ。
大部分が非アラブ系の反政府勢力は、中央政府の軽視を非難し、2003年はじめ武装蜂起した。
国際刑事裁判所は戦争犯罪に関してスーダン政府大臣と同盟民兵指導者に対し逮捕状を出したが、ハルツームは彼らを手渡すことを拒否する。
posted by 中村こうせい at 17:07| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月29日

2008/6/29CNN CNNダルフール日記 第一回




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【コメント】
CNNのニック・ロバートソンという記者のダルフール取材日記。ちゃんと確認はしていないが、CNNでテレビ放送される予定だそうだ。
2回に分けて掲載する。

Darfur diary: Rattled by red tape
官僚主義に悩まされる
CNN - June 27, 2008 -- Updated 1328 GMT (2128 HKT)
http://edition.cnn.com/2008/WORLD/africa/06/26/darfur.diary1/index.html
By CNN Senior International Correspondent Nic Robertson
(CNN) -- 我々がスーダンのビザを得たとき、私は興奮した。我々は、10ヵ月間入国審査で待たされ。私は、この10年で報道された最大のニュースのひとつになると考えているもの「ダルフール」にどんなジャーナリストもほとんどアクセスできないと2年間そして最近まで考えていた。

過去5年間で30万人が死亡したと国連は言う。それはボスニアの戦争の死者より多い。生きていくためだけの哀れな存在。フランスよりわずかに大きい地域の人々の半数以上が、援助キャンプの間に合わせのシェルターで生活している。

私は、過去の経験から、まだこれから先に困難が待ち受けているということを知っていた。ビザは首都のハルツームまで許可するが、その後、我々はダルフールへ行く許可を得るために国外情報評議会に行かなければならない。それは何週間もかかりうる。

私の本当の心配は、それがまったく受け付けられないと言うことだった。しかし、以前の訪問から、私はすでに我々が交渉のある当局の何人かを知っているという事実からいくらかの良い感触を得ていた。彼らは常に礼儀正しくて有能だった。

例によって、我々が、午前1時にハルツームに着陸したとき、国外情報評議会のオスマンは我々の資材を通関させるのを助けるためにそこにいた。大変嬉しい眺めだ。

テレビ装置をもって旅行することは決して簡単でない。しかし、上級官僚が事実をゆがめて伝えた事でリポーターを非難する国では、それは官僚主義と官僚制度を通過すのに失われる時間を意味する。あなたが今長い飛行から降りたばかりで、真夜中ならば、愉快でない。今回、オスマンは魔力を使い、我々は1時間で終わっていた。

我々は都市へ運転しながら、私は何が過去2年間に変わったか見るのを期待していた。道の側の燃え尽きたメルセデスは、良いサインでなかった。しかし少しさらに進むと、我々はゴミを拾っているゴミ収集人を発見した。ゴミ収集人!それで私は経済があまりひどくなっていないかもしれないと思わせた。それから我々は家庭機器と自動車を売っているぴかぴかの真新しい商店街を通り過ぎ始めた。これは大きい変化だった。

私は首都が国に流入し始めているオイルダラーから利益を得ていると聞いていた;今私はそれを見ている。しかし、表面的な繁栄から目をそらせば、通りはまだでこぼこで、道沿いにエンジン音を立てている薄汚い黄色のタクシーはへこんでおり、ウインドウはなく、ばらばらになる寸前だった。食物連鎖に滴り落ちるオイルダラーはあるものの、その点でそれは以前見たのと全く同じだった。

それは国外報評議会も同じことであった。2006年以来ほとんど変わっていけない。オスマンと他のスタッフはこれまでどおり魅力的で、有能だった。旧銀行のビルディングは以前と同じく、荒廃し、乱雑で、無視されていた。

我々は部屋に案内して、甘いお茶を出された。普通最初のもてなしである。暑かった、そして私は汗をかいていた。単に熱いためでなく、私はまた我々がダルフールへ行く許可を得られないことを心配してした。

オスマンの同僚、我々の担当者のようであるマイには計画があった。内務大臣イブラヒム・マームド・ハミドは記者会見を開いていた。我々はそこに急がなければならない。それは良い考えのように思えた。彼はたった今ダルフールから帰ったため、少なくとも、我々はそこで起こっていることについて政府の見解を聞けるかもしれない。

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Darfur diary: Unreliable testimony
信用できない証言

CNN - June 27, 2008 -- Updated 1325 GMT (2125 HKT)
http://edition.cnn.com/2008/WORLD/africa/06/26/darfur.diary2/index.html
By CNN Senior International Correspondent Nic Robertson
(CNN) -- それは、全く西欧の記者会見とは違った。誰も大臣または上級警官を遮らなかった。彼らが話し終わったとき、わずかなジャーナリストが質問をした。他の記者が首都で増える交通の混沌のようなローカル問題を扱う中、地元のジャーナリストが警察になぜ殴られたかについて、彼らの一部は驚くほどタフだった。

それからマイは爆弾発言をした。私が頼むなら、記者会見を行っていた内務大臣イブラヒム・マームド・ハミドが個人的な一対一のインタビューに同意するかもしれない。

それは必ずしも私がちょうどその時望んだものではなかった。私は、ダルフールに行き、自身で状況を見て、その後厳しい質問とともに戻って来たかった。

また私はあまりいい気分ではなかった。私はものすごい暑さと数時間しか睡眠をとってないせいでくらくらしていた。乞食に選択肢はない。だから答えはもちろん「イエス」でなければならなかったが、我々は出来合いのインタビューをすることにした。

驚くべきことに大臣は同意した。最高幹部とのそのような迅速かつ容易な接触は、どんな国ででも珍しい。スーダンではその倍である。

それは私が我々が実際ダルフールにいけるかもしれないと理解した瞬間たった。もし効果的に我々の行動をコントロールする大臣が躊躇なく我々と話をするつもりなら、おそらく、我々は旅行と映画撮影のために必要とする書類を受け取るだろう。

私は、一緒に来た強力なチームがなければ準備不足だと感じたかもしれない:非常に有能なプロデューサー、サラ・サルトーン、CNN代表調査グループのアンディ・シーガルとカメラマンのスコット・マクウィニーである。

その時、ダルフールについての真実を発見しようとすることは私には重荷だった。大臣ハミドからわずか数インチ離れた椅子に座り、私は死亡した何千人ものダルフール人と彼の同僚前内務大臣アフメド・ハルーンが戦争犯罪で国際刑事裁判所から指名手配されているという事実を考えないわけにはいかなかった。

ICCによると、ハミドはハルーンを裁判につれてくるために何もしなかった。

私が大臣に尋ねたとき、彼はそのような犯罪が犯されておらず、ただ戦争事犯の「普通の」犯罪しかないと言った。私は以前に何度もこの防御の話を聞いた。私は常に広い心を保とうとするが、事実があなたに異なる何かを示すとき、それは難しい。

私は彼が他に何かを言うと本当に思っていなかったと思う。私は、私自身に、彼の証言が少しも信頼できないならば、何がインタビューのポイントなのか分からなかった。確かに罪のない生命の大量の損失の圧倒的な証拠のような事実がないとしても必ずしも全てのニュースに「別の側面」があるとは限らない。

しかしジャーナリストとして、我々はすべての見解を求めようとする。それは仕事の一部である。そして、我々がスーダンの大統領に会得ない以上、ハミドは我々が話せる最高の官僚でありそうだった。私は先に進み続けなければならないことは分かっている。

我々の30分のインタビューは、当局者が我々に時間切れだと言って終わり大臣が部屋を出るのを見送った。しかし彼はその前に我々をダルフールに行くよう招待した。私はテープにも録音した。だから私はもし許可を得ることに他で一切失敗しても、我々はある種の切り札を持っているということが分かっている。

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Darfur diary: Things are getting worse
事態は悪化する

CNN - June 27, 2008 -- Updated 1324 GMT (2124 HKT)
http://edition.cnn.com/2008/WORLD/africa/06/26/darfur.diary3/index.html
By CNN Senior International Correspondent Nic Robertson
(CNN) -- ここ数日にわたって、政府がダルフールに我々を行かせるべきかどうか決定するのを待っていたため、我々は援助期間、UNHCR、WFP、OCHAを を回った。

彼らの言葉では、ダルフールの状況は、これまでより悪かった。

彼らは我々がそこに到着したとき、何をすべきかについて計画するのを手伝ってくれたが、まだ必要な許可がなかった。
私は心配した。

私は首都では珍しい洋食のオアシス、高級志向のオゾン・カフェのひとつで古い友人と予想外に出会って少しばかり気分のいい時間をすごした。

私は、彼に1993年にサラエボで初めて会った。彼は、レールと同じくらい痩せて、ボスニアのセルビア人収容所を逃れた。それ以来彼はハーグのユーゴスラビア戦犯法廷やアフガニスタンやイラクを含む世界の大きな人道問題プロジェクトで働いた。

彼が話すと、私は聞く。

彼は、我々が援助機関から聞いた全てのしかし悪い話を確かめた。

彼は、支援するために派遣された平和維持軍が失敗していると私に話した。ますます、我々はそこに行き、この目で確かめる必要があった。

翌日マイはよい知らせくれた。我々の許可が届いた。サラはすぐ飛行機を予約した。

国連チャーター便をヒッチハイクする代わりに、我々は民間航空で以下なければいけない。国連の誰もスーダンで民間航空を使わない。飛行安全記録は最高とはいえないのだ。

しかし我々は国連のフライトを待つため時間を浪費するための日を過ごさなかった。

我々の書類は、これまで聞いたことがないほど誰よりも速く速く届いた。

しかし恐怖は終わっていなかった。我々は北ダルフールのアル・ファシェルに向かっていいたが、そこに到着したとき、我々は再びプロセスを始める必要がある。撮影の地元の許可を得て、旅をしなければならない。

過去の経験からスーダンはもしあなたが最終的にそこに到着するならば、あなたがいこうとする、あるいは行くことができるところには実際に確実に到着できない場所だということを私は分かっていた。

我々がハルツームから飛び立った時、私はそれがどれほど真実なのか全くわからなかった。
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第二回
Darfur diary: Best of a bad situation
Darfur diary: Gearing up for war
Darfur diary: No end to the killing
Robertson: Darfur now a living hell
タグ:ダルフール
posted by 中村こうせい at 20:30| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/6/29JanJan ヒューマンライツ・ナウ 伊藤和子さんに聞く




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【コメント】
G8緊急署名で共催していただいたヒューマン・ライツ・ナウの伊藤和子氏のロング・インタビューです。元記事にはお写真もあります。(中村)

【G8洞爺湖サミット オルタナティブ】G8NGOフォーラム ヒューマンライツ・ナウ 伊藤和子さんに聞く
JanJan - 2008/06/29
http://www.news.janjan.jp/special/0806/0805130932/1.php
小池正春

今年のG8の枠組みは、ブッシュ政権なので何ができるか。厳しいところから効果をあげていくことが大事。来年、アメリカの政局変わるとどうなるのか。それについて、声をあげるべきです。G8がチベットやビルマについて、どういう仕組みを作るか。中国からオブザーバーを呼ぶとか。ビルマの人にもオブザーバーになってもらうとか。

“人権”にこだわり、国内外の事件に挑む

 私は1994年に弁護士になりました。基本的には日本の人権活動を中心に弁護活動をやりながら、割合、国際的な問題にも多くかかわってきました。1995年の「北京女性会議」に参加をしたり、NGOに関わることでは、劣化ウランの問題に関わったり、ブッシュ大統領の責任を問うアフガニスタン国際民衆法廷に参加したりしました。弁護士としては、女性の権利、刑事冤罪、子どもの権利を中心に仕事をしてきました。

 弁護士になったのは、大学のときにいろいろな人と出会ったことが影響したと思います。例えば、渡辺洋三先生という法社会学の先生のゼミをとっていました。岩波新書で「法とは何か」という本を書いていらっしゃるんですけど、差別の問題、公害の問題とかを学びました。もともとは、私は法律家志望ではなかったんですね。文学部に行きたいなと思っていたんですけど、たまたま、法学部に行った。ところがこういうゼミなどの機会に、法律を勉強するに際して、いちばん大事なのは人権であって、世の中には不正義があり、それを正すのが法律の役割だということをお話しいただいたりした。それが大きく影響したんだと思いますね。

 司法試験をパスした後、最初は品川区、その後、渋谷区の事務所に移りました。最初は刑事事件や外国人の事件をたくさんやりたいと思っていたので、司法修習生のときから存じあげていた刑事弁護士のいた事務所に御世話になることに。その後に移籍した事務所も人権関係の事務所です。

 これまでの仕事では、私は下のほうの裁判所で負けても上の方で勝つことが多いですね。例えば、女性1人の労働事件を担当して、地裁で負けていたんですが高裁で逆転勝利しましたし、少年事件の冤罪事件でも勝ち負けを繰り返して、最終的に勝ったという事件もあります(調布事件)。あと、名張ぶどう酒事件という死刑冤罪事件をやってまして、これは最後に残ったというか、今もやっています。NGOのつながりで、2004年にはイラクで人質になったボランティアの高遠菜穂子さんなどの代理人をしたりもしました。

 アジア関係の事件では、アジアの子どもの問題に取り組んできました。ヒューマンライツ・ナウの活動にもつながるんですが、例えば、フィリピンやタイで子どもが人身売買の被害に遭い、性的に搾取される子どもたちが多い。加害者が日本人であることが多いのですが、その後、日本に逃げてしまって全然責任を問われない。そうした事件について被害を掘り起こしました。

 フィリピンのNGOと協力して、事実調査をしたり、フィリピンの子どもたちの代理人になって事件について東京地検に告訴したり、それから、子どもの買春を法律で禁止する仕組みを作るのが大事だと思ったので、法律をつくることになりました。「児童買春・児童ポルノ禁止法」(1999年11月1日施行)。そのとき、初めてロビー活動をしました。現在、仕事としては弁護士からヒューマンライツ・ナウの活動にかなりシフトしていますね。

【G8洞爺湖サミット オルタナティブ】G8NGOフォーラム ヒューマンライツ・ナウ 伊藤和子さんに聞く | 伊藤和子さんは弁護士であり、かつヒューマンライツ・ナウの事務局長を務め、多忙な毎日をおくる。
伊藤和子さんは弁護士であり、かつヒューマンライツ・ナウの事務局長を務め、多忙な毎日をおくる。
ヒューマンライツ・ナウ 誕生の経緯とは 
 ヒューマンライツ・ナウは2006年に作った団体で、まだ2年たっていません。呼びかけ人は様々いますが、私が事務局長です。会員は500人です。スタッフは弁護士が約15人(ボランティア)ほど、ほかに事務所スタッフ、プロジェクト・メンバー、学生インターンなどで構成されています。

 ヒューマンライツ・ナウの活動は、国境をこえて世界の人権問題に取り組む、ということです。

 海外で深刻な人権侵害の問題があったりしても、その問題について日本人が非常に無関心だな、と、イラクやアフガニスタン戦争のときに、つくづく感じました。人権侵害の被害者たちの聞かれていない声をもっと人々に届けることができないか、と思ったのです。いままで日本の弁護士は、国内の人権の問題を一生懸命やってきたんですが、少し海外に出てみると日本では考えられないようなひどい人権侵害がある。

 殺されたり、空爆されて家を失ったり、自由を求めただけで拘束される人たちがたくさんいるわけです。それで、そういう人たちの被害をなくすために、現場の人と一緒に何か活動して行くことができないかと。

 具体的には、法律家としての力を行使したり、国連を動かしたり。そんな活動はできないだろうかと思いました。人権侵害の調査や告発、改善のための様々なアドボカシーやキャンペーンです。

 アメリカでいうとヒューマンライツ・ウォッチ、イギリスならアムネスティ・インターナショナルみたいな人権活動があるわけです。そこで、日本とアジア地域の人たちが一緒になって人権を守る活動をしていくことはできないかということで始めたのがヒューマンライツ・ナウです。

めざすはプロフェッショナルなNGO
 当団体は、ボランティアではなく、プロフェショナルな団体にしたいという志向に基づいてやっています。しかし、日本の場合、アドボカシーとか、事実調査とかに対して、または、そもそも“人権”にお金を出すという習慣や環境がないですね。「貧困」までは理解され始めたけど、「人権」については、まだ問題に取り組む必要性を感じている人が少ないんじゃないかと思います。

 弁護士が手弁当で日本の人権活動をほそぼそとやっていればいいみたいな雰囲気があります。そんなこともあってか、日本の人権の水準は、今や韓国のNGO に抜かれています。国には国際的な問題を扱うNGOがあって、お金があちこちから出ています。スタッフをたくさん雇って活発にやっているわけです。そういうところでも日本は抜かれていると思います。

 人権や政策提言にお金を出すという文化が日本にはこれまであまりなかった。サイクロンのような緊急救援みたいなことであれば、一時的に多額のお金が集まったりするんですけど、もう少し、仕組みを変えるため、政策提言にお金を出そうという、そういうところに目をむけてほしいですね。

 そんなわけで、うちは会費と寄付で運営しています。企業からの寄付はいただきたいと考えてますが、国からお金を得るのは慎重であるべきだと思います。予算規模の中で国からの助成が大きいとなると、人権NGOとしての独立性を確保する意味でよくないと思います。今のところ政府からの資金は、一切受け取っていませんが。

調査 アドボカシーで実績をつみあげる
 ヒューマンライツ・ナウは、もちろん、反政府を目的とした団体ではなく、むしろ人権の実現のために政府に提言をしています。

 世界、特にアジアの人権侵害を解決するために、主要援助国である日本政府が人権外交を展開し、人権問題解決のためのイニシアティブを効果的に発揮してほしいと思っていて、そのための提言を行っています。

 事業の中心は、アジア地域です。例えば、去年、一生懸命やっていたのはフィリピンの人権侵害−政治的殺害です。2001年以降、軍が関って人権のために活動する人を数百人という単位で殺害している。この問題について団体として調査ミッションを送り、報告書を作成し、国連の専門家を日本にも招いて(日本は主要援助国として大きな影響力を持つ)日本政府からも人権侵害をなくせ、と強く働きかけをして欲しいと要請しました。

 人権活動をしているからという理由で軍や政府に殺されてはならないというのは、近代国家だったら当たり前のことです。根本的なことで、日本もトップ・ドナーというきちんと声をあげなければならない問題です。それをきちんとやっていただこうと働きかけた。この問題では、政府とのODA政策協議会の場で、かなり問題にしました。「この国の人権状況がこれほど悪い以上、ODAを供与するのは誤ったメッセージを送ることになる。円借款は行うべきではない」という議論をしました。ただ、ODAを止めろとだけ言っているのではない、人権状況をよくするために世界にむけて発信し、役割を果たすべきだという働きかけですね。

 フィリピンの問題は、日本だけじゃなく、世界的にも様々な活動があった結果、今では殺害される人権活動家の人数はかなり減ってきたそうです。人権侵害の真相究明や責任者の処罰はまだ進んでいないんですが、少なくとも、「世界中みんなが見ている、あなたの人権侵害に無関心ではない」ということを示すことがすごく大事なんです。国際的な注目が集まっているということは、それ自体、人権侵害ができない状況を作り出しているんです。

 ビルマも2回、調査しています。昨年9月と今年2月に、タイの国境地帯訪問、今年は、武力弾圧から逃れてきたお坊さんや市民などにインタビューし、報告書をまとめました。国会議員の先生にも調査に行ってもらい、もう少し声をあげてほしいと申し上げて議連に働きかけを行なったり、国会議員に国会質問でビルマ問題を取上げてもらったり、そういう活動もしています。

 日本でのアドボカシーは、日本政府、外務省に直接働きかけるということ、国会議員の先生を通じて働きかけるやり方があります。

 国際的には、世界のNGOと連携して国連などに声を上げる、という方法もあります。ビルマについては昨年9月の武力弾圧の直後、アジアのNGOと一緒に国連人権理事会の緊急会合を開催することを求める公開書簡を発表して、実現したり、最近は、G8諸国にスーダンの人権侵害に対する明確なコミットメントを声明で発表することを求める国際キャンペーンの一員となっています。

教育活動にも力を入れ始めた
 人権教育的な活動もやっています。ビルマについては、タイとビルマの国境にある法律学校で若者に人権教育をするお手伝いをしています。ビルマから避難してきた弁護士たちの集まり・ビルマ法律家協会という団体が直接にやっています。ビルマでは、人々は「民主化のための国民投票をします」と軍政に言われて、軍政を延命させる国民投票が成立したりしています。

 日本と違って司法制度が機能していないので、強い者による人権侵害が横行しています。将来民主主義をつくっていくために、じゃあ、民主主義って何だとか、国際的に確立された人権って何だとかを教えることにしようということで法律家学校が国境に設立されました。1回、休校しましたが、現在日本から資金を出せないか調整しているところで、再開したところで日本からも人材を送って教育支援をしたいと思います。

 例えばビルマでは、日本が資金提供する場合もありますが、軍事政権がダム建設などの開発プロジェクトをやる、すると、だいたい、強制労働が発生します。普通に山岳地帯で生活していた人が、強制的に何の保障もなく土地から追い出され、働かされる。女性は荷物もちをさせられ、夜は料理を作って、その後、レイプされてみたいな悪循環ですね。しかし、それを人権侵害とは思っていない。解決する方法もない。諦めてしまう。そんななかで、法律や人権を勉強しよう、という動きがでてきたのです。

 中国に関しても、中国の人権問題も大変ですから、中国で人々の権利のために活動しようとしている公益弁護士への支援もしています。ほかには、アジア地域の「女性に対する暴力」を調査して改善をもとめるプロジェクト、日本のODAを人権の視点から監視するチーム、カンボジアでは、ポルポト裁判を人権の視点からモニタリングするプロジェクトなどがあります。

G8への取り組みは?
  直接G8に働きかけたいと思っています。当面、アジェンダに入りそうで効果が期待できる問題というと、ビルマとスーダンではないかと思います。ただ単にG8諸国がビルマを非難したり、スーダンを非難する声明を出してもしょうがないと思います。

 実際、そういった当事者との関係、ビルマとかアセアンの人を含む形で議論ができるスキームを作ったり、中国やアセアンを含めてビルマの民主化を実現するための話し合いのテーブルをどうやって設定していくかとか、そういったことにまで実質的な協議が及べば大きなインパクトがあるんじゃないかと思っています。最終的な文章として非難するとか、懸念するとか、そういうものが出るのは当然、あるべきだと思います。

 問題は、懸念を共有する国々が、人権を促進するためにどういうスキームを作っていくのかを、G8の機会にきちんと議論するということじゃないかと思います。G8諸国のなかでも、ビルマに対する国際的な協力とか、非難とか、対応がまちまちで、付け入る隙を与えているなと思います。

 サイクロンの後の支援国会議で、軍事政権は「人的な援助も受け入れる」と表明し、「めでたし、めでたし」と言っている間に国民投票法が成立して、軍政を維持する憲法ができてしまった。アウンサンスーチー氏の軟禁が延長されたり、民主化に逆行することを勝手にやっている。サイクロンに対する人道援助を進めるために黙っておきましょうというのはよくない。

 NGOフォーラムでは、人権ユニットに所属していて、オルタナティブ・サミットに参加します。テロ対策の関係でいろいろな人が日本に入国できなかったり、G8会議の周辺にすらアクセスできない問題があり、人権ユニットではこうした「サミット開催のあり方」についても懸念を表明しています。私たちはオルタナティブ・サミットの場でもビルマの問題を取上げると思います。また、スーダンやチベットの問題もあります。

 G8が世界の主人公だというのは、おかしい。サミットでは、G8諸国みずからが犯している人権侵害に対する責任にまで話が及ぶべきだと思います。G8の中には、テロとの戦いによって人権侵害を世界に蔓延させている張本人がいるわけで、そのことにそろそろ正面から向き合うべきです。それにアフリカの紛争は、先進国が武器供与していることも大きい。人権侵害の責任を負っていると思います。今年のG8の枠組みは、ブッシュ政権なので難しいでしょうけれど、アメリカの政権が交代することでG8のあり方も変わる可能性がある。

 最近のクラスター爆弾については、合意する方向に進んでよかったと思っています。ほかに、劣化ウラン弾、核問題、小火器、武器輸出問題がある。ひとつひとつ合意していくべきだと思っています。
posted by 中村こうせい at 20:19| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月28日

2008/6/28WP ダルフールの正義は当然




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【コメント】
*長文のため末尾に記す。

Justice Off Course In Darfur
ダルフールの正義は当然

Washington Post - Saturday, June 28, 2008; Page A15
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/06/27/AR2008062702632.html?hpid=opinionsbox1
By Julie Flint and Alex de Waal
国際刑事裁判所はダルフールで道に迷っているのだろうか。我々はそれを恐れる。主任検察官ルイス・モレノ・オカンポのアプローチは、危険に満ちている。 ダルフールの残虐行為の犠牲者にとって、スーダンの平和の見通しにとって、そして起訴側自体にとって。

今月始め国連安全保障理事会に示されたオカンポのアプローチの2つの側面に我々は懸念を持つ。ひとつは事実に関係する:スーダン政府は憎むべき犯罪を犯したが、ナチス・ドイツとのオカンポの比較は誇張である。もうひとつは政治帰結に関係する:政府高級幹部を起訴することは、ダルフール人にとって巨大な象徴的勝利である。しかし、ダルフールの住民は、歓喜の瞬間より、平和、安全と達成可能な正義を必要とする。そして、大統領オマール・ハッサン・バシルと彼の部下はまだ政権を握っており、ハイレベルの告発は、おそらくすべてのこれらの目的に打撃を与えるだろう。

6月5日安全保障理事会での演説の間、オカンポは我々が知らないダルフールを説明した。彼は「全スーダン国家機関」が「全コミュニティを物理的、精神的に破壊する」ため動員された広大な一つの犯行現場について話した。彼は来月上級政府幹部を起訴しようとすると言った。我々はそれをバシルだと推論するかもしれない。彼はダルフールの社会機構を破壊する政府内で刑事上の共謀を概説した、彼が言うところでは、最初の段階は2003年から2004年の大虐殺であり第2段階は難民キャンプとそこに住む民族グループの破壊である。

我々は、反政府勢力が反乱を発表しする以前でさえある2002年ダルフールにおける大虐殺を記録し、責任を求めた最初の者の1人である。我々は、そこで着偉大な継続的人権侵害を見る。しかし、我々はオカンポが説明した第二段階の計画に関する証拠を見ていない。
もちろん、得援助活動の多大な妨害とキャンプ内外の多くの(その全てが政府によるものではない)暴力はある。政府役人と兵士は、不処罰の特権を持って一般市民人を虐待する。しかし今日の侵害を「全」コミュニティーを破壊する「組織的」軍事作成と規定するのは行き過ぎである。

スーダン政府は、野蛮に軍を展開することで支配装置の未熟さを補う冷酷なマフィアである。それはずいぶん昔、スーダンを人種的宗教的に変えようとする野心的な計画を断念した。今日、スーダン政府はただ権力にしがみつきたいだけである。

援助機関はダルフールにおける残虐行為のパターンがどのように、非業の死の90%以上が起こった2003年から2004年の猛威から変化したかを記録してきた。何人かの国際刑事裁判所上級スタッフは、防御できない立場を最終的に防御しなければならないことを恐れて辞任した。

我々は、最高レベルを含めて、ダルフールにおいておかされた犯罪に対する責任を支持する。しかし、起訴は犠牲者のためでなければならない。彼らの利益が国連アフリカ連合合同ミッションの保護と平和維持軍を強化することによって今日かなっていると異議を唱える者はほとんどいない。すべてスーダン人の利益は、南北和平協定を継続するために政府とともに働き、民主選挙が本物の国民の支持を政府が受ける来年開催されることを確実としようとすることによってかなう。

しかし、スーダン指導者達はスーダンの国連が、逮捕状を執行するのをただ待つICCの警察官であると信じている。そして彼らは屈辱に怒りで答えた前歴がある。もしハルツーム政府が本当にオカンポが描く野獣なら、それがまだ生死に関わる権力を行使する中、このようなし方で政府と対峙することは懸命なことであるのか。これは人道援助機関を含む報復を招かないか。全スーダン政府が犯罪の企業であるならば、どのように国際組織と大使館はともに活動できるのか、 平和のためにさえ。

平和と正義が分離できないと主張する人々は、責任が独裁者を防止すると主張する。しかし、独裁者が権力がその唯一の保護であり、そして何ものも、その行く手を阻まないことを可能にするということをしばしば学ぶということを歴史は示している。彼らが権力を与え、どんな危害も引き起こすことがありえなくなった後、アルゼンチンの将軍のオカンポの成功した告発は行われた。スーダンの危機は、まさに今非常に大きいため正義の手段は大きな慎重さをもって取り扱われなければならない。

恥知らずな道徳的な恐喝の行為において、ハルツームはオカンポを新たな戦争を扇動したとして非難する。スーダン政府は、自らが直面する困難を非難することしか知らない。しかしICC検察官も誤っている。多くの犯罪がスーダンで犯された。コミュニティの組織的根絶は、今日、そのうちのひとつではない。現時点で、政府の最高幹部に対してこの規模の起訴を行うことは、全スーダンの国の将来との賭けである。

ジュリー・フリントとアレックス・デ・ウォールは、「ダルフール:長い戦争の新しい歴史」の共著者である。

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【コメント】
アレックス・デ・ウォールのかなりうかつなICCオカンポ批判を契機に方々でデ・ウォールに対する反批判が行われた。そのかなりを掲載した。
デ・ウォールとフリントが決定的にロジックとして間違っているのは、司法は、政治から完全に独立しているという権力に関する形式的区別を守っていないことである。オカンポがどのように政治的で挑発的な見解を安保理でなされたとしても、オカンポはICCの形式的正しさを踏み外さない限り、そして裁判として勝訴の見込みがありうる限り、誰が気に食わなくても発言できる。デ・ウォールは考えてみて欲しい。この町ではボスの機嫌を損ねたら生きていけないからこの件は見逃してくれという陳腐な西部劇とどれだけ違うことを発言しているのか理解困難である。この新たな反反批判においても同じである。そういうレベルで議論をすることが正義や平和に利益になるとはにわかに信じ難い。
そういうことでオカンポは裁判所としてできうる限りにおいて何をしようと干渉は受けない。それはスーダンの最も詳しい歴史家研究家であろうともである。
なんと独裁者は権力を得たら何でもできる、旨の記述が何を意味するのかは理解し難い。独裁国家はたくさんあるが、たくさんの人々が弾圧され、抗議し、時には人々は勝利し、時には人々はさらに弾圧された。この点ではスーダンも例外でなく、それはナチドイツが例外でないのと同じである。歴史家は、それを事実として記述するかもしれないが、それはすべて目的を持った人間の行為である。歴史家がその行為にアドバイスするのはある種の神の視点にでも立たない限り困難である。
最後に、歴史家らしくダルフール紛争の局面は、2003年〜2004年のジェノサイド期から変化し、カオス期に入り、平和維持軍受け入れに抵抗し続け、難民を放置しながら、将来の民主的選挙へ変貌しつつあるという。これも歴史家の誤りである。2004年にジェノサイドが沈静化したのは、そもそも虐殺できるダルフール人の数が減ったという皮肉な事情もあるが、2004年から国際社会の介入が徐々に始まったからである。歴史家に問おう。スーダンをほうっておけ。それは国際社会の介入がなくても歴史的必然でジェノサイド期から民主選挙まで必然的に発展するのだと。まったくデ・ウォールとフリントがその専門性において誤っているのはこの一点である。そのように歴史が進行しない可能性に歴史家は口が挟めない。
まさしく、オカンポの告発は新たな介入であり、スーダンの自発的必然的発展の妨害である。それでよいのである。
実際の話、スーダンの国際社会の圧力の下でのダルフール紛争での軟化と、ICCの新たな告発はジレンマかもしれない。しかしジレンマは避けようがないからジレンマなのである。
バシルが老齢になるまで再選を繰り返すような独裁体制ができる将来の可能性は否定で気ない。そんなに楽天的になれる理由が過去の歴史を遡って発見できない。そしてチリのピノチェトのように、ある日病気の治療で国外に出たとき、彼は逮捕され、裁判にかけられ、その判決を見る前に天寿を全うするかもしれない。
スーダンが肯定的な歴史的大転換期にあるのは理解する。それは中国の投資による石油開発と言うグローバルな土壌でもたらされた契機である。またダルフール紛争もその契機とともにもたらされた悲劇である。その両者を天秤にかけることは間違っている。
とどのつまり、デ・ウォールは多くの常識人が考えている通り、慎重にタイミングが悪い、とだけしか言うべきことがないのではないか。しかし本当にタイミングが悪いのかわからない以上それは単に臆病なギャンブラーのせりふに過ぎないのかもしれない。それと若干の潜在的「反介入主義」のイデオロギーが含まれるかもしれない。
ではすべてのタイミングがダルフール和平の道程でうまく踏まれてきただろうか。もちろん「ノー」である。
僕個人はデ・ウォールの言い分に賛成である。それは臆病なギャンブラーだからである。しかしそれはどうも国際社会の真剣で内容のある取組みが得られなさそうな情勢だからである。歴史的必然性によって臆病なのではない。デ・ウォールの批判者達が忘れてしまうのは、正義の実現が、可能性としておそろしく長時間かかることを忘れてしまうことである。バシルのヒステリックな反応は、あらゆる真剣な政策や外交を破綻させるほどのものである。デ・ウォールとフリントは、一国の指導者にヒステリーはふさわしくないのだと諭すことである。一番有効なアドバイスは。もしスーダンのためを思うなら。(中村)
posted by 中村こうせい at 19:09| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/6/28毎日・日経・NHK 自衛官スーダン派遣首相表明へ




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【コメント】
福田首相のG8平和構築支援は、防衛省に足を引っ張られて思い切り空振りである。まあ来年のスーダン総選挙の選挙監視団派遣を今から検討して欲しいものだ。それはともかく、僕自身は別にスーダンが日本のPKOを特に必要としているとは思われないし、スーダン・トリビューンでもなんで日本の部隊が来るんだよ、わけわからねえ、みたいな議論もあったのは事実である。しかし正論を言えばUNMISに部隊を出していない日本がスーダンやアフリカについてとやかく言える立場にないのは完全な事実である。もはやスーダン石油の話で非難しないがそれ以前の外交的不見識である。
さて中村の下心としてはスーダンPKO本格派遣になって、PKO嫌いの人たちが反発して国内議論が盛り上がることだけしか期待していなかった。ほらそこの平和憲法大好きな内向的な人たち(そういう人たちがダルフール紛争に関心をほとんど全く持たないのも七不思議のひとつだが)も、その紛争地域からの石油で電力需要がまかなわれていることについて多少普段使わない頭を使わなければならないだろうからである。スーダン石油がいらないなら東京電力に文句を言ってほしい。
しかしもはやそのような世論の高まりは期待できないと思う。
政争の具であろうと外交的駆け引きだろうと、ダルフールの名前が日本国内で知れ渡ることを願ったのに。ああ単なるマキャベリストで申し訳ない。(中村)

PKO:自衛官2人程度をスーダン派遣 福田首相が表明へ
毎日新聞 2008年6月28日
http://mainichi.jp/select/world/news/20080628dde007010009000c.html
 政府は28日、スーダン南部への国連平和維持活動(PKO)部隊の司令部に、自衛官2人程度を8月にも派遣する方針を固めた。福田康夫首相が30日、国連の潘基文(バンギムン)事務総長との会談で表明する。北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)を前に、日本の国際平和協力をアピールする狙いがある。
 政府はスーダンへの自衛隊部隊の派遣も検討したが、現地の治安情勢などから断念した。司令部のみへの派遣となる。【松尾良】
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国連事務総長、自衛官のスーダン派遣を歓迎
日本経済新聞 2008/06/28 20:45
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20080627D2M2702227.html
 【ニューヨーク=中前博之】国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は28日の訪日を前に国連本部で邦人記者団と会見し、スーダン南部に展開する国連平和維持活動(PKO)の国連スーダン派遣団(UNMIS)に自衛官を派遣する方針を固めた日本政府の対応を「非常に歓迎する」と述べた。
 潘氏は日本の経済力や政治力を考慮すれば、国際貢献の拡大は「自然なこと」と指摘。スーダンでは空路や陸路の輸送手段が不足しているとして、日本に対し「物資の大量輸送や土木作業といった専門分野で、さらなる貢献を望んでいる」と述べた。

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スーダンのPKO 要員派遣へ
NHK News - 6月29日 7時19分
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015556261000.html#
政府は、アフリカのスーダン南部に展開している国連のPKO・平和維持活動に、司令部の要員として自衛隊員数人を派遣する方針を固め、現地に調査団を送るなど具体的な準備を進めることになりました。

政府は、国際貢献の一環として、スーダン南部に展開している国連のPKOに協力したいとして、関係省庁の間で協議を続けてきました。その結果、首都ハルツームにあるPKOの司令部で、各国の部隊との連絡・調整にあたる要員として、自衛隊員数人を派遣する方針を固めました。福田総理大臣は、日本を訪問している国連のパン・ギムン事務総長と30日に会談し、こうした方針を伝えるものとみられます。司令部要員の派遣は早ければ8月になる見通しで、政府は、これに先立ち、現地に調査団を送り、具体的な業務内容の把握に努めることにしています。スーダン南部のPKOへの派遣をめぐっては、外務省などに、道路の整備・改修にあたる陸上自衛隊の部隊の派遣を検討する意見もありましたが、現地の治安情勢が厳しいことを理由に防衛省が難色を示し、比較的安定した司令部に要員を派遣することに落ち着く形となりました。
posted by 中村こうせい at 16:02| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/6/28ST 民兵ダルフールの飢餓を狙い援助要員攻撃:SLMヌル




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【コメント】
まったくカオス状態で、WFP食料輸送隊を襲撃しているのが何もかが何の情報もないのは周知のことである。WFPは分かっているのかもしれないが、「人道援助活動の政治的中立性」のためそれを報告することはない。そんな中国境なき医師団の責任者が1人国外退去させられた。詳細はわからない。一般にSLAの分派のその落ちこぼれ程度の連中が資金作りのため食料強奪を行っていると暗に了解されていたが、ヌルの発言はこれをあえて否定するものである。事実はわからないが、相当数のドライバーが殺害されるか失踪するかしていることにより、ジャンジャウィードでありうる可能性も確かに高い。飢餓期間と訳したのはハンガーギャップ(hunger gap)だが、雨季から秋の収穫までの時期を言う。G8では具体的にそのハンガーギャップを主題として欲しいものである。
気づいたかもしれないが、ダルフール紛争期間乾燥化は全く起こっていない。雨季は毎年あり、今年はさらに雨量が増えて交通が遮断される可能性が高いということである。(中村)

Sudanese militias attack aid workers to stave Darfuri rebel chief
スーダン民兵ダルフール人を飢えさせるため援助要員を攻撃:反政府勢力指導者

Sudan Tribune - Saturday 28 June 2008 05:30.
http://www.sudantribune.com/spip.php?article27657
June 27, 2008 (PARIS) ― 人道援助輸送隊と援助要員に対するハルツーム民兵による攻撃は避難民と難民を飢えさせ、彼らを殺すつもりであると、ダルフール反政府勢力チーフが今日言った。
世界食糧計画食料輸送隊への攻撃は、ダルフールの数約万人への割り当ての削減を強いて、5月からほとんど半分になった。
彼らは、非常に悪化する治安、強盗、ハイジャックと誘拐が単に配給するにはあまりに危険すぎるだけで、倉庫の多くの食料を持っている。
国連WFPは120万人の避難民に食料を提供する予定だが、5月以来穀物、豆類、砂糖が50%にカットされ、1日の1人あたりの許容カロリーは2,156キロカロリーから1,242キロカロリーへと40%に減った。
アブドル・ワヒド・iヌル、スーダン解放運動党派指導者は、スーダン政府がダルフールの人々に対して「民族浄化のその犯罪の政策」を達成するためにその戦術を変えたと言った。
彼は、現在ダルフール・キャンプの避難民を殺害しレイプする代わりに、ジャンジャウィード民兵に人道援助要員を攻撃し、称賛することの代わりにハルツーム民兵がジャンジャウィード民兵に人道援助要員を攻撃し、彼らの活動のツールを没収して地域から出て行くことを強制するよう支持したとさらに付け加えた。
ヌルは、援助組織がダルフールの被災地の報道と配給割り当て量を減らしたことを遺憾に思った。彼はさらに地域で幼児栄養失調の症例が再発すると警告した。
彼はまた国際社会がスーダン政府に人道援助活動の保護を依頼したのは誤りであると強調した。
反政府勢力指導者は、合同平和維持ミッションがこの不可欠な人道得援助問題に責任を負わなければならないと言った。
彼は6月から10月の飢餓期間がアメによる道路の遮断によって、これまで数年より厳しいだろうと強調した。
テッド・チャイバン、 国連児童機関ユニセフ長官は、すでに高い栄養失調率で、8月と9月、伝統的に飢餓にとって悪い月に、ダルフールにおける栄養失調の数で大幅に上昇するするのを目にし得ると行った。配給の減少で、ダルフール人は病気によりかかりやすい。
昨年8月、5歳児以下のダルフールにおける緊急栄養失調率は、15パーセントの緊急レベルを上回る、16.1パーセントだった。
posted by 中村こうせい at 13:47| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/6/28Reuters ブルキナ・ファソ外相ダルフール調停者へ




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【コメント】
前任者がダルフールあるいはスーダンに常駐していなかったことは方々から非難を浴びた。たとえばエリアソンが反政府勢力と協議しようとするせいぜい1週間程度、各党派の拠点を1日ずつ回ってくる程度のことしかできなかった。これで調停者の信頼関係が築けたらそいつは反政府勢力はよほどのお人よしである。お人よしでないから反政府勢力なのに。そういうわけでこの人物についてはさておき、常駐の単独の調停者任命を歓迎したい(もしされたら)。(中村)

Burkina Faso minister to be Darfur mediator-diplomats
ブルキナファソ外相ダルフール調停者へ:外交筋

Reuters Africa - Fri 27 Jun 2008, 15:57 GMT
http://africa.reuters.com/wire/news/usnN27462935.html
(Adds details, background)
By Louis Charbonneau
UNITED NATIONS (Reuters) - 任命はまだ批准されていないが、ブルキナ・ファソ外務大臣ジブリル・バッソル(Djibril Bassole)が新たな国連アフリカ連合共同ダルフール主任調停者選ばれたと外交官たちは金曜言った。
何人かの外交官はロイターに、国連とAUがスーダン西部地方ダルフールの5年間の紛争の解決を調停しようとする試みに最善の選択としてバッソルに決定したと言った。
「バッソルが選ばれた」とある外交官は言った。「目下の問題はすべての関係がその最終的な合意をするかである」。
任命がまだ公式でないため外交官たちは匿名を条件に話した。彼らは、スーダン大統領オマール・ハッサン・バシルがバッソルの任命に反対することがまだあり得ると言った。
しかし、彼らはAUはエジプトの紅海の町シャルム・エル・セイクで目下AU外相と進行中の交渉でバッソルを調停者として支持する予定だと言った。
確証できるなら、バッソルはAUダルフール特使アリムアフメド・サリムとそのカウンターパート国連のジャン・エリアソンと二重交渉チームと交代することになる。
ブルキナ・ファソはアイボリー・コースとの内戦において政府と反政府勢力の間の協議を調停するのを援助し、そしてバッソルは活発に関与した。
国連安全保障理事会の外交官たちは、2人の調停者にダルフールに出入りさせるというアイデアがスーダン政府とダルフール反政府勢力に和平構築させる効果的な方法ではなかったという幅広い合意があると言った。
常駐のダルフールに本拠を置く単一の国連AU調停者の任命は長く遅れていると彼らは言った。
国連の専門家はダルフール紛争で約20万人が死亡し、さらに250万人が家を失ったままであると推定する。ハルツームは1万人が死んだだけだと言う。
反政府勢力、正義と平等運動がハルツームの郊外を攻撃したとき、遅れているダルフールの和平協議は先月さらに打撃を与えられた。
エリアソンとサリムは、交渉のテーブルに戻るよう諸党派に圧力をかけるため国最低なサミットが召集されなければならないと今週言った。
(Reporting by Louis Charbonneau, editing by Chris Wilson)
posted by 中村こうせい at 12:26| ダルフール紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008/6/28各紙 スーダン自衛官派遣、国連事務総長歓迎




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【コメント】
G8外相会合で日本の平和構築支援が議長声明から漏れたため、30日首相による発表と言う日程になったようである。もちろんなにからなにまで中途半端だが、外交と言うものはそのようなもんだ。(中村)

自衛隊のスーダン派遣要請 「より大きな役割」を 国連総長が会見
47News - 2008/06/28 00:15
 【ニューヨーク27日共同】国連の潘基文事務総長は27日までに、日中韓への公式訪問を前に共同通信など日本メディアと国連本部で会見し、日本政府が検討しているスーダン南部の国連平和維持活動(PKO)「国連スーダン派遣団」(UNMIS)への自衛隊派遣について「参加を歓迎する」と述べ、積極的な協力を促した。
 事務総長は「日本が地球規模の責任と影響力をもった大国」であると強調。PKOだけでなく、地球温暖化や食料危機、貧困撲滅など国際社会が直面する課題の解決に向け、日本が「より大きな役割を果たす」よう求めた。PKOについて、事務総長は「日本は(要員派遣の)能力も資産もあり、自衛隊の参加は大きな貢献」と指摘。特に「後方支援や技術といった専門性の高い分野での貢献を希望する」と述べた。
 事務総長は3カ国歴訪後、主要国(G8)首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に出席する。主要議題のひとつとなる地球温暖化対策では、2009年までの京都議定書の後継枠組み合意に向け、「(サミット)議長国日本の指導力」に期待を表明した。
【共同通信】
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国連事務総長の会見要旨
47News - 2008/06/28 00:17
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062701001013.html
 【ニューヨーク27日共同】潘基文国連事務総長が日本メディアと行った会見の要旨は次の通り。
 一、(日本政府が検討している)国連スーダン派遣団への自衛隊の参加を歓迎する。日本は能力も資産もあり、自衛隊の参加は大きな貢献だ。後方支援や技術といった専門性の高い分野での一層の貢献を希望する。日本は地球規模の責任と影響力をもった大国だ。
 一、日本が政治力、経済力に見合った、より大きな役割を果たすのは当然のことだ。
 一、主要国(G8)首脳会議(北海道洞爺湖サミット)では、気候変動、世界食料危機、国連ミレニアム開発目標などに取り組む上で、議長国日本の指導力に期待している。
 一、日本の拉致問題はよく認識している。(北朝鮮の)非核化プロセスを進めると同時に、この人道問題解決のため、日本と北朝鮮が2国間対話を進めるよう希望する。
 一、国連安全保障理事会を改革すべきだという総意が(国連加盟国間に)あることは勇気付けられる。どう改革し、どの国が常任理事国になるかが議論の中心だが、大きな進展はない。東京ではこの問題を議論すると思う。(安保理拡大は)必要だ。
【共同通信】
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国連事務総長、自衛官のスーダン派遣を歓迎
日本経済新聞 2008年7月28日
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080627AT2M2702227062008.html
 【ニューヨーク=中前博之】国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は28日の訪日を前に国連本部で邦人記者団と会見し、スーダン南部に展開する国連平和維持活動(PKO)の国連スーダン派遣団(UNMIS)に自衛官を派遣する方針を固めた日本政府の対応を「非常に歓迎する」と述べた。
 潘氏は日本の経済力や政治力を考慮すれば、国際貢献の拡大は「自然なこと」と指摘。スーダンでは空路や陸路の輸送手段が不足しているとして、日本に対し「物資の大量輸送や土木作業といった専門分野で、さらなる貢献を望んでいる」と述べた。(00:40)
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訪朝、北に受け入れ用意=日本のスーダンPKO参加期待−国連総長
時事通信 2008/06/28-01:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008062800031
 【ニューヨーク27日時事】国連の潘基文事務総長は27日までに、28日からの日中韓3カ国歴訪を控え邦人記者団と会見した。潘氏は自身の訪朝に関し、「原則的に北朝鮮はいつでもわたしを受け入れる用意があると表明している」と指摘。「いつが適切な時期なのか考えているところだ」と将来の訪朝に意欲を示した。
 ただ、日本人拉致問題では「日本と北朝鮮が二国間対話を行うよう希望する」と述べるにとどまった。
 国際社会での日本の役割については、平和維持活動(PKO)である国連スーダン派遣団(UNMIS)に「日本が後方支援や工兵(部隊)といった専門分野で一層の貢献を行うよう希望する」と述べ、要員派遣を含む積極参加に期待を表明。
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スーダンPKO、自衛隊派遣表明へ 首相、国連総長に
朝日新聞 2008年6月28日3時2分
http://www.asahi.com/politics/update/0628/TKY200806270363.html
 政府は27日、スーダン南部での国連平和維持活動(PKO)の司令部への自衛官派遣を、30日に予定される福田首相と国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長との会談で正式に伝えることを決めた。自衛隊のアフリカでの国連ミッションへの派遣は、93年5月の国連モザンビーク活動(ONUMOZ)以来となる。
 首都ハルツームにある国連スーダン派遣団(UNMIS)司令部で、各国部隊との連絡調整にあたる部署に2〜3人を派遣し、コンピューターと補給の管理にあたる予定。
 福田首相が議長を務める洞爺湖サミットでアフリカ支援が主要議題となり、議長国として国際貢献に取り組む姿勢を示す必要があることから派遣を決めた。政府関係者によると、25日の官房長官、外相、防衛相の3閣僚会合で、石破防衛相が任務の内容をめぐって返答をいったん保留したが、26日になって派遣を了承した。
 受け入れ国の同意など「PKO参加5原則」を満たしていることを確認し、司令部の受け入れ態勢について国連側と最終調整をしたうえで、7月の洞爺湖サミット終了後に派遣準備を始める。
 スーダンでは、05年1月にアラブ人主体の政府とキリスト教徒主体の南部との間で和平に合意した。(南島信也)
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福田首相、自衛官派遣を30日にも表明=スーダンPKO、国連事務総長に
時事通信 2008/06/27-19:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008062701069
 福田康夫首相が30日に行う潘基文国連事務総長との会談で、スーダン南部の国連平和維持活動(PKO)への自衛官派遣を表明する方向で最終調整していることが分かった。アフリカの平和構築に取り組む日本の積極姿勢をアピールするのが狙いで、8月にも派遣する。複数の政府関係者が27日、明らかにした。
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潘・国連事務総長:北朝鮮核申告、「重要な進歩」−−きょう来日
毎日新聞 2008年6月28日
 【ニューヨーク草野和彦】国連の潘基文(バンギムン)事務総長は28日の就任後初訪日を前に、日本メディアと国連本部で会見した。北朝鮮が26日行った核計画の申告を「重要な進歩だ」と評価する一方、日本人拉致問題について「日朝対話を通じ、解決されることを期待する」と述べるにとどまった。
 一方、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の主要議題の一つ、気候変動については「(問題解決に向けた)十分な合意がされていない」と不満を表明。「参加首脳らが温室効果ガスの削減に向けた政治的決意を示すべきだ」と述べ、「議長国・日本の指導力発揮」を強く促した。
 また、日本政府が検討しているスーダンでの国連平和維持活動(PKO)への自衛隊派遣について「歓迎する」と評価。具体的には後方支援や技術面での貢献を求めた。
 潘事務総長は日中韓歴訪後、サミット出席のため7月7日に再来日する。
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潘事務総長 訪朝に意欲 北朝鮮「準備ととのえる」
産経新聞 2008.6.28 09:31
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080628/kor0806280934003-n1.htm
 【ニューヨーク=長戸雅子】国連の潘基文事務総長は28日からの日中韓3カ国歴訪を前に、国連本部で日本人記者団と会見し、「適切な時期」に北朝鮮を訪問したいとの意向を示した。
 潘氏は「北朝鮮はいつでも私の訪問を受け入れる用意があると表明してきている」と述べ、ニューヨークの北朝鮮国連代表部と協議を続けていることも示唆した。 
 潘氏は就任前には早期訪朝に積極的な意思を示していたが、就任後は「6カ国協議の進展を見守る」とし、同協議の進展が訪朝の前提と一歩引いた姿勢を見せていた。
 潘氏は、北朝鮮が核計画を申告したことを「勇気付けられる進展」と歓迎、訪朝に向けた条件のひとつが整ったと判断したようだ。日本人拉致問題については「日本と北朝鮮が解決に向けた対話を行うよう希望する」と2国間協議を見守る姿勢を強